寄贈畫稿
『みづゑ』第七 P.15
明治39年1月3日
●是迄澤山の寄贈を受けしも版に上すべきもの少なかりしが爰に漸く二枚を得たり
●後藤氏のスケツチは筆つき輕くよく其姿勢を得たれど右の腿の邊に無理なる處なきや再考を煩はす
●池田氏の橋は初冬の景にや簡潔にしてスケツチの旨に適へり捨小舟の一つもあらは面白き繪となるべし
『みづゑ』第七 P.15
明治39年1月3日
●是迄澤山の寄贈を受けしも版に上すべきもの少なかりしが爰に漸く二枚を得たり
●後藤氏のスケツチは筆つき輕くよく其姿勢を得たれど右の腿の邊に無理なる處なきや再考を煩はす
●池田氏の橋は初冬の景にや簡潔にしてスケツチの旨に適へり捨小舟の一つもあらは面白き繪となるべし