みづゑ第十二要目
『みづゑ』第十二
明治39年5月3日
みづゑ第十二要目
よせ來る浪(水彩畫石版) SIRFRANCISPOWELL
色彩應用論〔三〕前景 榕村主人
スケツチ雜談〔下〕 石川欽一郎
花の水彩(二) 丸山晩霞
鉛筆畫初歩 森脇錦崖
奈良の八重櫻(水彩畫寫眞版) ALFREDPARSONS
日本の春〔三〕 鵜澤四丁譯
初瀬の藤花(水彩畫寫眞版) ALFREDPARSONS.
石神井の池(寫生地案内) 汀鶯
春季展覽會の水彩畫 晩霞、汀鶯
大阪所見(水彩畫石版) 石井栢亭
『春』の説明 SK生
ケンブリツヂの夕(水彩畫寫眞版) 松木喜八郎
繪ハガキ競技會記事
問答 批評 讀者の領分等數項
『みづゑ』第十一は四月十八日臨時増刋として發行したり。
内容は瀧島寛水、相田寅彦、中臺枯星氏の石版畫、并びに應募畫の秀逸を寫眞版とし、記事は紙數を平常の二倍として、各地讀者の趣味ある寄稿より成れり。
前々號要目
○春(水彩畫石版)・・・河合新藏○寫生の話・・・・大下藤次郎○花の水彩・・・・丸山晩霞○スケッチ雜話(上)・・・石川欽一郎○庭園(水彩畫寫眞版)・・・丸山晩霞○日本の春(二)・・鵜澤四丁譯○越ケ谷の桃(寫生地案内)・・・・汀鶯○イリス(水彩畫石版)・・三條千代子○水彩畫講習所の半日・・新參生○赤城鈴ケ峯(水彩畫寫眞版)・・大下藤次郎○囀々・・△□○○其他數項寫眞版數葉