『みづゑ』第二十四 明治40年5月3日
○天然は一日も之を忽にすべからずと雖も或る時期に達したる後畫人は天然に拘束せられざるを要す ○美術界にて畫人は尤も好遇され又最も良き報酬を受くるものなれども常に尤な不平多きは畫人なりとす