評
『みづゑ』第二十六
明治40年7月3日
内容は題名の示すが如くあらゆる方面の名家數十氏の家庭に對する説を集めたもので中に松方伯の「女子と美術心」の一説の如きは尤も有益の文字である、繪畫を以て徒らに遊戯三昧に思つてゐる人々の陋見を打破して遣憾なきは、此人にして此言あるかと疑はしめた。其他何れも再讀の値ある文字に富んでゐる(HO)
『みづゑ』第二十六
明治40年7月3日
内容は題名の示すが如くあらゆる方面の名家數十氏の家庭に對する説を集めたもので中に松方伯の「女子と美術心」の一説の如きは尤も有益の文字である、繪畫を以て徒らに遊戯三昧に思つてゐる人々の陋見を打破して遣憾なきは、此人にして此言あるかと疑はしめた。其他何れも再讀の値ある文字に富んでゐる(HO)