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『みづゑ』第二十七 P.21
明治40年8月3日

□夏期講習會出席希望者にして、開會中なれば何日にても中途より入會出來得べきかとの問合せ有之候、會場餘席あれば差支無之候
□新築中の水彩畫研究所は漸く落成致候につき、九月初旬より開校可致候。課目は墨繪、パステル、圖案、水彩畫、透視畫法等にして、午前、夜、等に分ち静物(石膏模型を含む)人體、戸外寫生等の研究法を設け猶別に傍業畫家の爲めには從前の通り日曜日も開校可致候。
□右詳細の規定は出來次第發表可致候。
□九月第四日曜日に繪葉書競技會第三十三回を開くべく候間、仝月二十日迄に御出品有之度候(規定は十九號以前の『みづゑ』にあり)
 課題露(意匠)夕陽(技術)
□次號の『みづゑ』は都合により一週間程發行日遲延致すべくやも圖りがたく候につき豫め御斷り申置候
□夏期講習會には多くの參考品を携へゆき候筈に付大阪附近の會員及讀者諸君にして一覽を望まるゝ方々は、八月十二日午後、南區生國魂町西照館へ、御參會ありたく候
□仝講習會最終の日は、會員成績品の批評及展覽會を開くべく、これ又御參會自由に御座候。

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