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『みづゑ』第三十
明治40年11月3日

□左の規定により『みづゑ』中繪として挿入すべき繪畫を募集す
 一風景人物圖案等、種類を問はず
 一石版三色以内(靑と黄とカケ合せて緑を造るが如きは隨意にて)印刷し得るもの
 一面積は曲尺三寸五分に五寸以内とし縦橫共任意
 一毎月二十五日〆切
 一應募畫中『みづゑ』に色刷として採用せしものには賞品を贈る
□右は明年一月の紙上より掲出致度候間何卒本月より奮つて御投稿被下度候
□本號の口繪は信州淺間山麓の秋景にしてワツトマン四分の一の大ひさに御座候
□次號にはビーター、デ、ウイイント氏の傑作を久し振にて石版として掲出可致候

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