ニコライ、ガイ 『みづゑ』第三十五 P.14 明治41年4月3日
余の精神をこめて畫作に從事する時と雖も若し乞食ありて其痛傷を包まんことを余に乞ふものあるか、又は盲人ありて余に隣村迄の案内を託する事あれば、余は直ちに余の畫筆を投じ、余の全身全力を盡して余の同胞の求めに應ぜざるべからず。 ニコライ、ガイ