讀者の領分


『みづゑ』第四十二
明治41年10月3日

■小笠原紀行はドシドシ出して下さい、それから十月文部省の展覽會の時は、みづゑの批評が展覽會中に見られるやうに御盡力を願ひます(本郷一紅生)■自筆水彩畫葉書の御交換を願ひます(秋田市梅の町河村緑葉生)■僕は學業多忙のためこの頃スケツチに出掛られぬ、せめて諸君の御筆跡に接したい、ワツトマン十六切位ひのを二枚お恵み下さい御禮には『みづゑ』一冊を必ずさし上ます(日本橋區伊勢町十八、平澤光)■スケツチ箱不用譲りたし(小石川區雜司ケ谷顯本大學内安藤滋)

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