大下藤次郎 『みづゑ』第四十六 明治42年1月3日
私は三月下旬頃まで東海道國府津驛富士見屋方に參り居候に付、至急を要する御書状等はその方へ御差出下されたく候、尤も一週一回は必ず歸宅致候間、直接御用の御方は、土曜日午前十時より午後三時迄の間に、東京の宅へ御出下されたく候。 四十二年一月大下藤次郎