生方賢一郎氏の言(教育實驗界)
『みづゑ』第四十七
明治42年2月3日
生方賢一郎氏曰く「女子が男子よりも繪を描くに不適當なる點は、多くの時間を要し過ること、姿勢がわるく眼を畫面にまて寄せること、道具の取扱が叮嚀でないこと、鉛筆で下繪を作る時に力を入れ過ること、應用の利かぬこと、細かい處にばかり注意して大體の比較がとれぬこと、依頼心が多いためか彩色の時繪具の調合を一々教師に聞きたがることなど」(教育實驗界)
『みづゑ』第四十七
明治42年2月3日
生方賢一郎氏曰く「女子が男子よりも繪を描くに不適當なる點は、多くの時間を要し過ること、姿勢がわるく眼を畫面にまて寄せること、道具の取扱が叮嚀でないこと、鉛筆で下繪を作る時に力を入れ過ること、應用の利かぬこと、細かい處にばかり注意して大體の比較がとれぬこと、依頼心が多いためか彩色の時繪具の調合を一々教師に聞きたがることなど」(教育實驗界)