近事


『みづゑ』第六十二
明治43年5月3日

△日本水彩畫會三月例會は、二十七日午後より開會、出品百四十餘點、丸山、永地、大下諸氏の批評あり、デツサンのコンクールにては、一等宮地八木兩氏、二等寺田氏にして、各々賞あり、終つて、『神秘について』と題すろ丸山氏の講話あり、後ち茶話會に移り夜に入つて散會したり△太平洋畫會にては、本月二十二日より四十九日間、上野公園に於て展覽會を催さるべく、例によつて水彩畫の出品多數なるべし
△白馬會にては、本月初旬より、上野公園に於て展覽會を開かるべく、新歸朝者の出品多かるぺしと云ふ
△臺北に於ける紫瀾會展覽會は、四月二、三兩日開催、總督の來場あり出品者は石川欽一郎、入江操、花園世師、小熊寅之助、渡邊竹次郎、中村常吉、松崎靜裕、小早川守、小沼謙次郎、佐藤彦一、湯淺直松諸氏にて總數百六點なりし

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