會告


『みづゑ』第七十二
明治44年2月3日

■水彩畫に關する意見、展覽會、寫生會等の報導、其他美術に關する小品丈等の投書を募る
■寫眞版として挿入すべき鉛筆畫、一色畫、水彩畫等の寫眞若くは繪畫を募る
  ■中繪として挿入すべき石版三色以内の圖案及び繪畫を募る、但し繪の大さは各號の本誌を見られよ
■文章は一行二十字詰にしてなるべく簡單に字體明瞭に認めらるべく、假名に平假名に限る
■質問は水彩畫に關する技術上の事項に限る
  ■『讀者の領分』投稿はなるべく一般に利益ある問題に限る、個人間の應答』の如きはお斷り
■以上編輯〆切は前月十日、但中繪に前々月中に送らるべく且その發表の月の季節に適せしものを望む
■投稿は注文書其他と同一紙に認むべからず
■投稿の繪畫及文章は一切返戻せず
  ■投稿の繪畫及文章にして本誌に登載せしものゝうち優秀なる作に對しては小水彩畫二葉を贈るべし
■初學者のために當分肉筆臨本を頒つ○肉筆臨本は一枚に付送料共金貮圓拾銭○圖柄及び畫幅の大小を指定する事を得ず○着金後二週間以内に送附すべし
  ■日本水彩畫會々友規定並びに同研究所規定は往復はがきにて本會に申出あれば送呈すべし、但往復ハガキ返信用の方へ宛名を書いたのは無効
  以上

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