讀者の領分
『みづゑ』第七十五
明治44年5月3日
■前號の原色版中澤先生の『吉口奈温泉』に老練なる色彩實によい。大下先生の『春』が出ないのはがつかりした。バレツト物語も無くて失望。併し三脚物語は實に面白い。毎號出して下さい(千葉の靑眼生)
■轉居、東京市外大崎町下大崎三〇八、高橋松治。
▲本年八月初旬松江市に於て一週聞仝下旬廣島附近に於て一週間水彩畫夏期講習會開催さるべし講師は大下藤次郎氏なり詳細の規定は六七月號に發表さるべし
『みづゑ』第七十五
明治44年5月3日
■前號の原色版中澤先生の『吉口奈温泉』に老練なる色彩實によい。大下先生の『春』が出ないのはがつかりした。バレツト物語も無くて失望。併し三脚物語は實に面白い。毎號出して下さい(千葉の靑眼生)
■轉居、東京市外大崎町下大崎三〇八、高橋松治。
▲本年八月初旬松江市に於て一週聞仝下旬廣島附近に於て一週間水彩畫夏期講習會開催さるべし講師は大下藤次郎氏なり詳細の規定は六七月號に發表さるべし