編輯上に關する讀者の意見に就て
編輯部
『みづゑ』第八十二 P.23
明治44年12月3日
一編輯の經費は目下の程度で漸く收支が相償なつて居る處だから是れ以上紙數や口繪を增す事は出來ぬ
一研究的の講話は大いに增す考でぼ居るが一般の方畧は故人の遣言であるから當分此儘で大した變化を試みたくない。
一投書の多いのも結構だが紙數の尠ない本誌をあまり無駄な寄書を以て埋あたくない。此點に投書家は留意して貰ひたい。
編輯部
『みづゑ』第八十二 P.23
明治44年12月3日
一編輯の經費は目下の程度で漸く收支が相償なつて居る處だから是れ以上紙數や口繪を增す事は出來ぬ
一研究的の講話は大いに增す考でぼ居るが一般の方畧は故人の遣言であるから當分此儘で大した變化を試みたくない。
一投書の多いのも結構だが紙數の尠ない本誌をあまり無駄な寄書を以て埋あたくない。此點に投書家は留意して貰ひたい。