會告
『みづゑ』第八十二
明治44年12月3日
■水彩畫に關する意見、展覽會、寫生會等の報導、其他美術に關する小品文等の投書を募る
■文章に一行ニ十字詰にしてなるべく簡單に字體明瞭に認めらるべく、假名に平假名に限る
■質問に水彩畫に關する技術上の事項に限る
■『讀者の領分』投稿はなるべく一般に利益ある問題に限る、個入間の應答の如きはお斷り
■以上編輯〆切は前月十日、
■投稿の繪畫及文章は一切返戻せず
■投稿は注丈書其他と同一紙に認むべからず
■投稿は二篇以上を同一紙に認むべからず
■投稿及び編輯に關すゑ一切の鷹問は東京市牛込區水道町五三みづゑ編輯部へ送附さるべし
■初學者のために當分肉筆臨本を頒つ〇肉筆臨本は一枚に付送料共金貮圓拾錢○圖柄及礁筆者、畫幅の大小を指定する事を得ず○着金後二週間以内に送附すべし
■日本水彩畫會ゝ友規定 並びに同研究所規定は往復はがきにて本會に申出あれば送呈すべし、但往復ハガキ返信用の方へ自己の宛名を書いたのは無効
以上