課題


『みづゑ』第八十五
明治45年3月3日

 左の課題つき、汎く投書募る。(春鳥會宛のこと)
 余は如何にして水彩畫を愛好叉は描くに至りしか
 即ち水彩畫を、愛好するに至つた原因や、理由、又はその動機等、諸君が直接經驗を、有りのまゝ、率直に語られたし。
 締切は三月三十一日にして、五月號の「みづゑ」に掲載すべく、文躰は言文一致がよろしく、成るべく簡明にして、修飾なきものを歡迎す、但し文章の巧拙に依つて、取捨するものにあらず。

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