會告


『みづゑ』第八十五
明治45年3月3日

■水彩畫に關する意見、展覽會、寫生會等の報導、其他美術に關する小品文等の投書を募る
■文章は一行二十字詰にしてなるべく簡單に字體明瞭に認めらるべく、假名は平假名に限る
■質問は水彩畫に關する技術上の事項に限る■『讀者の領分』投稿はなるべく一般に利益ある問題に限る、個人間の應答の如きはお斷り
■以上編輯〆切は前月十日、
■投稿の繪畫及文章は一切返戻せず
■投稿は注文書其他と同一紙に認むべからず
■投稿は二篇以上を同一紙に認むべからず
■投稿及び編輯に關する一切の應問は東京市牛込區水道町五三みづゑ編輯部ヘ送附さるべし
■初學者の九めに當分肉筆臨本を頒つ○肉筆臨本は一枚に付送料共金貮圓拾銭○圖柄及び筆者、畫幅の大小を指定する事を得ず〇着金後二週間以内に送附すべし
■春鳥會々友規定並びに日本水彩畫會規定は往復はがきにて本會に申出あれば送呈すべし、但往復ハガキ返信用の方へ自己の宛名を書いたのは無効
 以上

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