日本水彩畫會廣告


『みづゑ』第八十六
明治45年4月3日

■本會研究所は東京市小石川區小日向水道端町二丁目十六番地(服部坂下通り、電車江戸川線水道町停留揚より二丁)にあり、毎日午前、夜、毎週日曜日終日、授業すべし、講師は河合新藏、岡精一、永地秀太、眞野紀太郎、磯部忠一諸氏なり
  ■横濱支部は横渡市英町ニノ十四高畠方を事務所とし、伊勢山太神宮前阪本幼稚園に於て毎月一回水野以文氏出張授業すべし
■長野支部は長野市師範學校内にあり、毎月一回研究會を開き、年數回講師出張指導すべし
■飯山支部は長野飯山町森本香谷方にて毎月研究會を開き、年數回講師の出張あるべし
■關西支部は京都市上京區新北小路町同志社前藤田紫舟方を事務所とし京都に於て毎月研究會を開く
■日本水彩書會には地方講習生の設あり、丸山晩霞氏圭として通信授業をなす(當分休止)
■日本水彩畫會々友は作品の批評を受くるのほか幾多の便利と利益とあり、水彩畫研究所員主として其事にあたる
■研究所規定及會友規定御入用の方は往復ハガキにて申出でらるべし但返信用の方へ宛名を記すべからず
 以上

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