會告
『みづゑ』第五十四
明治42年9月3日
■水彩畫に關する意見、展覧會、寫生會等の報導、其他美術に關する小品文等の投書を募る
■寫眞版として挿入すべき鉛筆畫、一色畫、水彩畫等の寫眞若くは繪畫を募る
■中繪として挿入すべき石版三色以内の圖案及び繪畫を募る
■文章は一行二十字詰にしてなるべく簡單に字體明瞭に認めらるべく、假名は平假名に限る
■投稿の繪畫及文章は一切返戻せず
■投稿の繪畫及文章にして本誌に登載せしものゝうち優秀なる作に對しては小水彩畫一葉を贈るべし
■初學者のために當分肉筆臨本を頒つ○肉筆臨本は一枚に付送料共金貮圓拾錢○圖柄及び畫幅の大小を指定する事を得ず○着金後二週間以内に送附すべし
■日本水彩畫會々友規定並びに同研究所規定は徃復はがきにて本會に申出あれば送呈すべし
以上