第二十三回中等教員本試驗問題


『みづゑ』第六十
明治43年3月3日

第二十三回中等教員本試驗問題
  b:▲圖畫科(用器畫)
  注意女子部のみの教員志望者に限り 左の五題の内任意に一題を省くべし
 一、實長二寸及一寸五分の二個の交叉せる直線の平面投影が六十度の挾角を示す時に於ける立面投影を畫け
  但し交叉せる二直線は平畫面に對し 或角度をなすものとす
 二、直徑二寸の球の申心ぼ各畫面より二 寸距れ之に外接する長さ無限の圓錐の 頂點は平畫面より四寸、立畫面より五 分、球の中心より三寸距る今此の球、 圓錐、及接線の兩投影を得よ
 三、先づ基線に對し直角若くばならざる 任意の平面を畫き更に之を一寸五分の 距離に於て平行する平面を畫き併せて 其面と各畫面との實角を示せ
 四、第一圖に於ける斷頭圓錐(内空)の圖 な二倍し之に陰影を附せ
 五、第二圖を三倍したる透視陰影圖を完 成せよ
  但しSは心點Dは距離Pは光線の消 失點なりとす。(圖略す)

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